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川面 澄*; 竹島 直樹*; 寺澤 昇久*; 青木 康; 山本 春也; 梨山 勇; 鳴海 一雅; 楢本 洋
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.188 - 190, 1999/10
MeV/uの軽イオン及び重イオンをNi, NiO, Cu, CuOに照射して、放出されるLX線の微細構造を調べ、内殻電子の励起過程及び外殻電子の内殻空孔への脱励起過程に対する化学結合効果の影響を調べた。得られたLX線スペクトルはイオン種によって異なり、重イオンの多重電離による衛星線及び超衛星線によるスペクトルの変化が観測された。また、L, LX線スペクトルは明らかに標的に依存する違いが見いだされた。これは、最外殻の3d電子が遷移に関与するために大きな化学結合結果が現れる結果だと考えられる。
富永 洋; 榎本 茂正
第8回日本アイソトープ会議報文集, B-2-3, p.257 - 259, 1968/00
Amは長寿命(T=460年、壊変)の超ウラン元素であるが、線源(60KeV)として最近かなりな強度のものが容易に入手できるようになり、このため、厚さ計などの工業計測用に多く使われはじめた。その線の内部転換率はか次り大きく、娘元素NpからLX線を同時に放射している。このLX線は原子番号の低い元素のKX線励起に有効で、この領域に用いられるいくつかの線源に比較しても、最も有利なものの一つになると考えられる。これに着目して、Am LX線源(この報告ではNp LX線を利用できるAm線源をこのように呼ぶ)のX線分析における有効性を検討した。
中村 圭佑; 前田 亮; 森下 祐樹; 高崎 浩司; 前畑 京介*; 伊豫本 直子*; 石橋 健二*; 満田 和久*
no journal, ,
超ウラン元素から放出されるLX線は、微細なエネルギー成分を有しているため、その放出率を精度よく測定することが困難である。これらのLX線を正確に測定することは、核燃料物質を取り扱う施設における放射線管理や核物質管理において核種の定性、定量を行う上で有益な情報となり得る。本研究では、TESマイクロカロリーメータを用いて、超ウラン元素から放出されるLX線スペクトルの高分解能測定を試みた。講演では超ウラン元素のひとつであるCm-244から放出されるLX線スペクトルとその解析の詳細について述べる。
中村 圭佑; 杉本 哲也*; 前畑 京介*; 伊豫本 直子*; 石橋 健二*; 森下 祐樹; 高崎 浩司; 満田 和久*
no journal, ,
超ウラン元素(TRU)の非破壊測定法の開発を目的としてTRUから放出されるLX線を対象とした分光分析実験を行った。分光分析には高分解能検出器であるTES型マイクロカロリーメータを用い、線源にはTRUであるNp-237を使用した。実験の結果、高分解能エネルギースペクトルが得られた。発表では、TES型マイクロカロリーメータによって得られたLX線スペクトルの解析結果について報告する。
中村 圭佑; 杉本 哲也*; 前畑 京介*; 伊豫本 直子*; 石橋 健二*; 森下 祐樹; 高崎 浩司; 満田 和久*
no journal, ,
超ウラン元素から放出されるLX線測定用の超伝導相転移端温度計(TES)型マイクロカロリーメータについて、主要な超ウラン元素から放出されるLX線測定実験を行った。得られたLX線エネルギースペクトルより分光分析に十分な性能(エネルギー分解能)を有していることを確認した。
中村 圭佑; 前畑 京介*; 伊豫本 直子*; 森下 祐樹; 高崎 浩司
no journal, ,
TES型マイクロカロリーメータは非常に高いエネルギー分解能を有するエネルギー分散型X線検出器である。TES型マイクロカロリーメータの高いエネルギー分解能は核燃料物質や超ウラン元素から放出されるLX線分光分析に有効であることが期待される。発表者は、TES型マイクロカロリーメータの核燃料物質測定への応用について研究を行ってきた。これまでの研究成果を基に、核燃料物質測定用TES型マイクロカロリーメータの性能評価を行い、実用化に向けた検討として、内部被ばく評価用の放射線計測設備である肺モニタ及び傷モニタへの応用についての評価を行った。